「摘心栽培」と「つる下げ栽培」の2種類の栽培
きゅうりはビニールハウスで周年栽培を行うことで、1年を通して栽培し収穫を行っています。また、春~秋季間と冬季間に分けて「摘心栽培」と「つる下げ栽培」の2種類の栽培を行っています。 <基本> 春~秋季間(4月~10月頃)→「つり下げ栽培」 冬季間(11月~翌年3月頃)→「摘心栽培」
きゅうり生育に必要なCO2を「アグリーフ」で補充
きゅうりの生育には二酸化炭素(CO2)が欠かせません。従来、冬季日中のCO2不足を解消するため二酸化炭素発生装置で灯油を燃焼させ、CO2を供給していました。現在は「アグリーフ」という、CO2を自動で放出する装置を導入しています。 「アグリーフ」は夜間、ハウス暖房機より排出されるCO2をタンクに溜め込み、日中ハウス内のCO2濃度が一定以下になった時に自動放出する装置です。 きゅうりの生育(光合成の促進)を助け、経済的にも大変理にかなった優れものの装置です。灯油を燃焼させる必要がなくなったので、脱炭素社会にも貢献できていると自負しています。
「日々イキイキとしたやりがいのある・奥行きのある農業」に気づき就農を決意
滋賀県近江八幡市倉橋部町にて、2020年3月より主にきゅうり栽培を行う当園は、父と息子(農園代表)、母、愛犬のマロン(トイ・プードル)の4名で農業を行っています。 就農の動機としては、就農前、JAでの野菜販売に携わっていた頃、農家さん・販売先等で知り合った関係者さんとの「日々イキイキとしたやりがいのある・奥行きのある農業」の面白さに気づき、農業による自立を決意しました。 現在自宅近くの2棟のビニールハウスできゅうりの周年栽培を行っています。その他、お米、菊菜、小松菜、ほうれん草を栽培出荷しています。販売は「地産地消」を主に考えており、JA直売所近くの道の駅(鏡の里)等です。
近江商人の格言"三方良し" を胸に
当地近江商人の格言に "三方良し" があります。近江商人の経営哲学のひとつとして「三方よし」が広く知られています。 「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方です。 "お客様に対しスマイルで" "皆さんに喜ばれる、安全で安心していただける新鮮な農産物を安価で提供する!!" 何事も前向きに取り組む農家です。よろしくお願いいたします。